兵庫会について ご挨拶

ご挨拶

日本公認会計士協会 兵庫会 会長:宮田 勇人

会員・準会員の皆様におかれましては、平素より兵庫会の会務運営にご理解とご協力をいただき厚く御礼申し上げます。

昨年は、世界的規模での新型コロナウイルスの感染拡大や緊急事態宣言の発出等により、あらゆる局面で緊急事態への対応に追われた年になりました。被害損害を受けられた皆様には心からのお見舞いを申し上げますとともに、一日も早い終息と日常生活の回復を願っております。
世界経済及び日本経済に甚大な影響をもたらしたコロナ禍においては、企業の経営に与える影響は大きく、産業構造の転換、DX(デジタルトランスフォーメーション)の促進、新たな働き方やテレワーク等、さまざまな分野においてパラダイムシフトが生じた一年となりました。今後は、ウィズコロナ・アフターコロナ時代に向けてますますデジタル化が進展していくものと思われますが、監査の分野においても人工知能等の先端技術を駆使した新たな挑戦が求められるのではないでしょうか。

他方で小惑星探査機「はやぶさ2」から分離されたカプセル(リュウグウからの夢の玉手箱)が6年の歳月を経て無事帰還し、宇宙開発にみる日本の精密な科学技術が国際的にも実証されました。次のミッションに向け再び宇宙に旅立ちましたが11年後が楽しみです。 公認会計士業界においては、新型コロナウイルスの感染拡大により、昨年3月決算の監査にも大きな影響が生じ、協会本部からは「新型コロナウイルス感染症に関連する監査上の留意事項(その1~その6)」が公表されました。また高品質で透明性の高い会計監査の実施が求められている中、監査の信頼性向上及び監査の透明化に向けて、KAM(監査上の主要な検討事項)の監査報告書への記載が本年3月期の金融商品取引法監査より強制適用されると同時に、監査役等との連携強化が今後ますます重要となってきます。監査を取り巻く環境の変化に対応するため会員の皆様への情報発信を積極的に行うとともに、SDGs(持続可能な開発目標)の活動についても推進してまいります。 兵庫会においては、昨年1月号より「C.P.A.Hyogo News」をフルカラーへと刷新しましたが、3月以降の研修行事、厚生行事、部委員会、役員会、定時総会等全ての行事が中止又は延期となりました。本年度の重点施策として、(1)地域社会への貢献 (2)会員への業務支援 (3)部委員会活動の充実 (4)本部との連携をあげていますが、新型コロナウイルスの感染が拡大している現状を踏まえ、協会本部発出の「新型コロナウイルス感染症対策ガイドライン」を遵守し、感染防止に向けた一層の取組の徹底を図るため、新たにオンライン研修会の実施やWeb会議での部委員会・役員会の開催などを積極的に取り入れながら、会務運営を進めていきたいと考えています。 コロナ禍においても、我々公認会計士に対する地域社会からの期待はますます高まっており、地方公共団体や地域行政機関、地域関係諸団体等との連携をより一層深めることにより、会員の皆様の業務(活躍の場)拡大につなげていければと思います。非営利分野では、社会福祉法人や知事所轄学校法人への監査支援、公会計・監査の分野では、自治体の監査職員向け研修会、包括外部監査補助者養成研修会を開催する予定です。また中小企業への支援については、地域経済を支える中小企業の活性化に向けて、経営改善・事業再生・事業承継、IPO等の支援を積極的に取り組みます。また女性会計士の活躍支援では、引き続きネットワークの構築を進めていきたいと思います。 今後とも、兵庫会が地域社会と連携することにより地域密着型で地域になくてはならない存在として、さらに発展するよう全力で会務運営に取組む所存です。本年は丑年ということでゆっくりと確実に課題解決に向けて取組を進めてまいります。会員の皆様にはご不便をおかけいたしますが、ご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。